日本私立大学団体連合会、日本私立短期大学協会及び日本私立高等専門学校協会では、大学のあり方について各方面から種々の提言・意見が表明されていることなどを受けて、あらためて今後の大学のあり方について共通理解を深めるとともに、平成25年度私立大学関係政府予算と税制改正にかかる私立大学側の要望実現を広く関係者に訴えるため、12月3日に「私立大学振興大会2012」(於:アルカディア市ヶ谷)を開催しました。
当日は、会場と全国7箇所の大学等とをTV会議で結び、双方向による意見交換を行い、全国の私立大学等関係者約400人(TV会議参加含む)の方々に参加いただきました。
同大会では、来賓として文部科学省の森口泰孝事務次官からごあいさついただいた後、「わが国の持続的発展と私立大学−今こそ、私立大学の時代−」をテーマとして、文部科学省高等教育局の小松親次郎私学部長、当連合会の清家篤会長及び黒田壽二副会長をパネリスト、日本私立短期大学協会の佐藤弘毅会長をコーディネータとするパネルディスカッションを行いました。
パネリストからは、それぞれの立場より、今後のわが国の大学のあり方について、私立大学等を中心とする新たな高等教育システムへの大転換(パラダイムシフト)の必要性や、大学改革並びに教育の質向上に向けた取り組み等についての意見発表があり、それを受けて参加者からは、地域の拠点である、とくに中小規模の私立大学等の貢献事例の紹介と貢献に見合った支援の必要性が強く訴えられました。
最後に、パネルディスカッションの総括を踏まえ、当日参加の私立大学等関係者の総意として、当連合会の納谷廣美副会長の提案により@東日本大震災からの復旧・復興にかかる支援の継続・強化を期す、A私立大学は、不断の教育改革を推進し、質的向上を期す、B高等教育政策のパラダイムシフト(大転換)の実現を期す、C平成25年度私立大学関係政府予算概算要求の満額実現、学校法人関係税制の一層の改善を期す、を内容とする「決議」を採択し、小松私学部長に手交するとともに、今後、平成25年度私立大学関係政府予算と税制改正にかかる私立大学側の要望の実現について、関係方面に対して強く求めていくことを確認しました。

※当日の配付資料等は、以下によりご覧いただけます。
※詳細は【開催要項(予定)】をご覧ください。
※私立大学関係者ご参加等に関するお問合わせは下記所属団体にお願いします。
・一般社団法人日本私立大学連盟
・日本私立大学協会
・日本私立大学振興協会
・日本私立短期大学協会
※参考:【PRESS RELESE】
日本私立大学団体連合会並びに日本私立短期大学協会では、8月8日に郡山女子大学・同短期大学部(建学記念講堂)において、「東日本大震災を超えて:大学がなすべきこと、できること−教育の復興なくして地域の復興と国の再生なし−」をテーマに掲げ、全国各地に展開する多様で多層の活力ある私立大学・私立短期大学とその関係者が共に手を取り、被災地の救援復興、そして日本社会の回復発展に貢献すべく、シンポジウムを開催いたしました。
当日は日本私立大学団体連合会並びに日本私立短期大学協会の関係者をはじめ、教育関係者、地域在住の方々など一般市民等から約700名の参加をいただきました。
清家篤会長(慶應義塾長)の主催者あいさつに続いて、文部科学省の板東久美子高等教育局長をはじめ、佐藤雄平福島県知事、原正夫郡山市長から来賓のあいさつの後、児玉龍彦氏(東京大学アイソトープ総合センター長)による特別講演とシンポジウムが行われました。
シンポジウムでは「東北被災大学のこの1年の取組みと地域貢献」をテーマに、原正夫氏(郡山市長)、日煖`博氏(専修大学理事長・学長)、関口武司氏(いわき明星大学学長)、遠藤静子氏(桜の聖母短期大学学長)から、地域社会の復興・再生に向けたこれまでの取組みと地域貢献等について報告があった後、コーディネータの関口修氏(郡山女子大学理事長・学長)のもとで、私立大学における今後の対応、地域社会への貢献・取組みについての意見交換が行われました。
最後に、佐藤弘毅私立短大協会会長(目白大学短期大学部学長)からシンポジウムの総括と挨拶があり、閉会となりました。
このたびのシンポジウムを通して、全国各地に展開する多様で多層な活力ある私立大学・私立短期大学とその関係者が情報を共有し、復興後の日本の在り方について考え、大学等の支援の取組みを一層強固なものとする絶好の機会となりました。

※当日の配付資料、各シンポジストの発表資料は、以下よりご覧いただけます。
主催団体に加盟する大学・短期大学の関係者をはじめ、教育関係者、地域在住の方々など広く一般市民の皆様。
※参加ご希望の方は【参加申込書】にてお申し込みください。
※私立大学関係者の参加等に関するお問合わせは下記所属団体にお願いします。
・一般社団法人日本私立大学連盟
・日本私立大学協会
・日本私立大学振興協会
・日本私立短期大学協会
日本私立大学団体連合会では、政府の国家戦略会議(4月9日開催)における民間議員の意見「次世代の育成と活躍できる社会の形成に向けて」を受け、私立大学の役割の重要性と存在意義について、改めて広く社会に示すことを目的として、5月17日(木)、学校法人文化学園(A201)において、「21世紀社会の持続的発展と次世代の育成を支える私立大学」をテーマにシンポジウムを開催しました。
当日は、私立大学の理事長・学長をはじめ、役職員、教育関係者、関係団体等から約300名の参加をいただきました。
大沼 淳副会長(文化学園大学理事長・学長)の開会あいさつに続いて、清家 篤会長(慶應義塾長)をコーディネータとしてパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、古賀伸明氏(国家戦略会議議員、日本労働組合総合連合会会長)、鈴木 寛参議院議員(民主党政策調査会副会長・文部科学部門会議座長)、黒田壽二副会長(金沢工業大学学園長・総長)、3名のパネリストからそれぞれの視点で大学教育改革に関する意見発表があり、今後の大学改革の方向性や高等教育政策のあり方等について意見交換が行われた後、参加者との意見交換がなされました。
最後に、納谷廣美副会長(明治大学学事顧問)からパネルディスカッション等の議論を受けての総括と挨拶があり閉会となりました。
※当日の配付資料等は、以下よりご覧いただけます。
日本私立大学団体連合会では、政府の国家戦略会議における民間議員提言「次世代の育成と活躍できる社会の形成に向けて」を受け、私立大学の役割の重要性と存在意義を改めて社会に示すため、同会議の民間議員をはじめ関係者を交え、標記のシンポジウムを下記により開催いたします。
※参加ご希望の方は【参加申込書】にてお申し込みください。
※私立大学関係者の参加等に関するお問合わせは下記所属団体にお願いします。
・一般社団法人日本私立大学連盟
・日本私立大学協会
・日本私立大学振興協会
※参考:【PRESS RELESE】
日本私立大学団体連合会では、第69回総会(平成24年3月28日開催)において、任期満了に伴う会長・副会長の選任を行った結果、会長・副会長は以下のとおり選出(再任)されました。
会 長 清 家 篤(慶應義塾 塾長)
副会長 大 沼 淳(文化学園大学 理事長・学長)
副会長 北 元 喜 朗(北陸大学 理事長)
副会長 黒 田 壽 二(金沢工業大学 学園長・総長)
副会長 納 谷 廣 美(明治大学 学事顧問)
副会長 八 田 英 二(同志社 理事長・学長)