事業内容

2018年3月27日
大学入試センター
大学入試英語成績提供システムへの参加申込のあった資格・検定試験に係る参加要件の確認結果について(お知らせ)

 高等学校学習指導要領における英語教育の抜本的改革を踏まえ、大学入学者選抜においても「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を適切に評価するため、共通テスト(大学入試センター試験に代わる新たなテストとして平成32年度から実施)の枠組みにおいて、現に民間事業者等により広く実施され一定の評価が定着している資格・検定試験を活用することとされており、これを具体化するための仕組みとして、独立行政法人大学入試センターにおいて「大学入試英語成績提供システム」を設けることとしています。
 大学入試センターでは、平成29年11月24日から12月20日までの間、同システムへの参加申込の受付を行い、12月26日に参加申込状況を公表したところです。その後、同センターに設置した「大学入試英語成績提供システム運営委員会」における専門的な検討(参加要件の一部については文部科学省において対応)の結果を踏まえ、申込のあった資格・検定試験が参加要件を満たしているか否かの確認を行い、このたびその結果が公表されました。詳細については、下記の関連ファイルおよび大学入試センターのウェブサイトをご参照願います。

〔関連ファイル〕
大学入試英語成績提供システムへの参加申込のあった資格・検定試験に係る参加要件の確認結果について(平成30年3月26日)〔資料1~7、参考資料1~3〕

(資料1)参加要件の確認方法と確認結果の概要等
(資料2)大学入試英語成績提供システム参加要件を満たしていることが確認された資格・検定試験
(資料3)条件付きで、参加要件を満たしているとみなすことができると判断した資格・検定試験
(資料4)参加要件を満たしていることが確認された資格・検定試験の概要
(資料5)各実施主体に対し特に今後一層の取組を求めたい事項
(資料6)現時点では、参加要件を満たしていると確認することはできないものと判断した資格・検定試験
(資料7)各資格・検定試験とCEFR(※)との対照表(文部科学省)
(参考資料1)「大学入試英語成績提供システム」運営要項
(参考資料2)「大学入試英語成績提供システム」の活用イメージ
(参考資料3)大学入試英語成績提供システム参加要件

(※)CEFR(Common European Framework of Reference for Languages:Learning, teaching, assessment:外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠)は、語学シラバスやカリキュラムの手引きの作成、学習指導教材の編集、外国語運用能力の評価のために、透明性が高く、分かりやすい、包括的な基盤を提供するものとして、20年以上にわたる研究を経て2001年に欧州評議会が発表した外国語の学習者の習得状況を示す際に用いられる枠組み。